第10問 保険の基礎

損害保険契約と傷害疾病定額保険契約の特性に関して、次の選択肢が、それぞれ正しいか否かを答えなさい。

スポンサーリンク
1.

損害保険は、実際の損害額に応じて保険金が支払われる損害てん補の保険であるため、保険契約が有効に成立するためには、被保険利益が存在しなければならず、その被保険利益は「金銭に見積もることができる利益」、つまり経済的利益でなければなりません。

チェック!

正しい

2.

傷害疾病定額保険契約の代表的な商品である傷害保険契約は、「定額給付」の「人保険」の契約であり、また、原因を問わず保険金が支払われるという点で生命保険契約に類似しています。

チェック!

誤り

傷害保険契約は、「定額給付」の「人保険」の契約であるという点では生命保険契約に類似しています。

しかし、原因を問わず保険金が支払われるわけではなく、「急激かつ偶然な外来の事故」を対象とする点では、損害保険契約に類似しています。

3.

傷害疾病定額保険契約の代表的な商品である傷害保険契約では、保険契約者と被保険者が別人で、被保険者以外の者が保険金受取人の場合には、被保険者の同意を取り付ける必要はありません。

チェック!

誤り

傷害保険契約では、契約時に定められた保険金額・保険金日額に従って保険金が支払われるためモラルリスクの可能性があります。

そのため、保険契約者と被保険者が別人で、被保険者以外の者が保険金受取人の場合には、被保険者の同意を取り付ける必要があります。

スポンサーリンク
1f