第1章 損害保険の基礎知識 の問題一覧
掲載内容は令和8年(2026年)4月1日時点の法令に基づいています。
この章の要点
保険の仕組み・用語・約款・損害保険契約者保護機構など、損害保険全体の土台となる基礎知識を問う章です。出題範囲は、公的保険と私的保険の区分などの保険の概要から始まり、大数の法則や純保険料・付加保険料という保険料の構成、保険契約者・保険者・保険金受取人などの当事者や保険料・保険金・保険金額の違いといった保険用語、普通保険約款と特約の関係、損害保険契約と傷害疾病定額保険契約の特性、損害保険会社が破たんした場合の損害保険契約者保護機構の仕組みまで広がります。学習の順番は、まず保険の仕組みと保険用語の定義を正確に押さえることが先です。用語の問題は、保険料と保険金、保険金と保険金額、保険者と保険契約者のように説明を入れ替えた正誤問題が多く、定義が曖昧だと判断できません。次に普通保険約款と特約の優先関係へ進み、最後に被保険利益や傷害保険契約の性質、損害保険契約者保護機構の補償範囲を整理しましょう。
頻出論点
- 保険用語 — 保険契約者・保険者・保険金受取人などの当事者の定義、保険料・保険金・保険金額の違い、告知義務・通知義務、保険期間(通常1年間で初日の午後4時に始まり末日の午後4時に終了)が問われます。
- 損害保険契約者保護機構 — 損害保険会社が破たんした場合に救済保険会社へ資金援助を行うこと、救済保険会社が現れなくても承継保険会社または機構自体が保険契約を引き受けること、自賠責保険と家計地震保険は保険金・解約返れい金の全額が補償されることが問われます。
- 保険約款 — 保険契約はあらかじめ定型的に定めた保険約款に基づき締結され、普通保険約款には免責事由も記載されること、特約は普通保険約款の内容を修正し普通保険約款に優先して適用されることが問われます。
- 保険の仕組み — 大数の法則を応用した仕組みであること、保険料(率)が保険金に充当される純保険料(率)と、社費(率)・代理店手数料(率)・利潤(率)からなる付加保険料(率)で構成されることが問われます。
- 損害保険契約と傷害疾病定額保険契約の特性 — 損害保険契約の成立には金銭に見積もることができる被保険利益が必要であること、傷害保険契約は定額給付の人保険で急激かつ偶然な外来の事故を対象とし、被保険者以外の者が保険金受取人の場合は被保険者の同意が必要であることが問われます。
問題一覧