第11問 保険の基礎
損害保険契約者保護機構に関して、次の選択肢が、それぞれ正しいか否かを答えなさい。
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1.
損害保険契約者保護機構は、損害保険会社が破たんし、その破たん保険会社の保険契約の移転等を受け入れる救済保険会社が現れた場合、その救済保険会社に資金揺助を行い、救済保険会社が円滑に保険金を支払えるようにします。
チェック!
正しい
2.
損害保険契約者保護機構が破たん保険会社の保険契約を引き継ぐ場合、すべての保険種類について保険金・解約返れい金等の100%が補償されます。
チェック!
誤り
保険金・解約返れい金等が100%補償されるのは、自賠責保険と家計地震保険のみです。
それ以外は保険種類によって補償される率が異なります。
損害保険(自動車保険・火災保険など)は、破綻後3ヶ月以内の保険金は100%、3ヶ月経過後の保険金と満期返れい金・解約返れい金は80%です。
疾病・障害に関する保険は、保険金、満期返れい金・解約返れい金ともに90%です。(積立型保険の積立部分について、満期返れい金・解約返れい金は80%)
3.
損害保険契約者保護機構では、破たん保険会社の保険契約の移転等を受け入れる救済保険会社が現れた場合に限り、保険契約者等を保護します。
チェック!
誤り
救済保険会社が現れなかった場合でも、損害保険契約者保護機構が設立した子会社(承継保険会社)または損害保険契約者保護機構自体が破たん保険会社の保険契約を引き受け、保険契約者等を保護します。
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