第3章 代理店の日常業務 の問題一覧
掲載内容は令和8年(2026年)4月1日時点の法令に基づいています。
この章の要点
代理店が保険契約の締結から保険料の領収、契約内容変更・満期管理、事故発生時の対応や照会・苦情対応までを行う際に守るべき実務上のルールを問う章です。16問のうち9問が保険契約締結時の業務で、なかでも「保険契約の締結」が7問と最も多く、重要事項説明書の交付・説明、意向確認、被保険者の同意や他契約の確認、告知の取付け、申込書の訂正、保険会社への報告といった手続きが繰り返し問われます。まず契約締結の一連の流れを押さえ、次に保険料領収証の取扱いや保険料即収の原則など保険料の領収・管理・精算へ進み、その後に契約内容変更・解約と満期管理を確認しましょう。最後に事故発生時の対応(事故内容の確認と保険会社への報告、保険金請求手続きの説明)、保険契約者等に周知すべき事項、照会・苦情への対応(契約の特定、公平性の保持、保険会社への連絡・相談)を押さえれば一通りカバーできます。
頻出論点
- 保険契約の締結 — 重要事項説明書の交付・説明はパンフレットや契約のしおりの手渡しで省略できず、意向確認書面の作成が義務付けられていない商品でも保険契約者の意向確認が必要で、申込書の重要項目の訂正には保険契約者の署名または訂正印が必要です。
- 事故発生時の対応 — 事故発生の通知を受けたら日時・場所、原因・状況等を正確に確認して直ちに保険会社に報告し、保険金請求手続きの方法や保険金支払いまでの流れを説明し、個人情報は保険契約者等の同意を得たうえで取り扱います。
- 照会・苦情への対応 — 照会には証券番号などで該当する契約を特定し契約内容を正確に把握したうえで知識や理解度に応じて説明し、苦情には保険契約者間の公平性を保って公正に対応し速やかに保険会社に連絡・相談します。
- 保険料の領収・管理・精算 — 契約締結と同時に保険料の全額を領収する保険料即収の原則があり、手形または先日付小切手による領収は認められず、保険料領収証は保険会社所定のものを使い、書き損じや汚損したものは破棄せず保険会社に返却します。
- 満期管理 — 無保険状態が発生しないよう満期日以前にハガキや電話などで連絡をとりますが、満期日までに連絡が取れない場合でも保険契約者の意思を確認せずに継続手続きを行ってはいけません。
問題一覧