結論から言うと、まず基礎単位に合格し、そのあとで取り扱う商品に応じた商品単位を受けるのが基本の順番です。理由と、まとめて受ける場合の受験料を以下で説明します。
スポンサーリンク
基礎単位と商品単位の関係
基礎単位は、損害保険の仕組み、募集に関する法令とコンプライアンス、代理店の日常業務、主な損害保険商品の概要、周辺知識といった、損害保険を扱うすべての人に共通する知識を問う単位です。公式サイトには「基礎単位に合格しなければ、代理店登録または募集人届出ができません」とあり、募集人として活動するための入口になります。
商品単位は、自動車保険・火災保険・傷害疾病保険のそれぞれについて、商品内容・引受け・事故対応などを掘り下げて問う単位です。取り扱う商品に応じて必要な単位を受験します。
出題数・試験時間・合格基準の違い
| 基礎単位 | 50問・40分・合格基準70点 |
|---|---|
| 商品単位(各) | 20問・40分・合格基準70点 |
出題数は基礎単位が50問、商品単位が各20問と違いがありますが、試験時間はどちらも40分、合格基準もどちらも70点です。商品単位は問題数が少ない分、1問の比重が大きくなります。
受ける順番
基礎単位が募集人登録・届出の前提となる単位なので、基礎単位から先に合格するのが基本です。基礎単位の第4章「損害保険商品」では、くるまの保険・住まいの保険・からだの保険の概要を学びますが、商品単位はその知識を土台にして各商品の細かい内容へ進む構成になっています。基礎単位を終えてから商品単位に進むと学習がつながります。
3つの商品単位を同時期に受ける場合は、範囲が広い自動車保険単位・火災保険単位を先に準備し、傷害疾病保険単位は最後にまとめるのが進めやすい順番です。各単位の特徴と準備の仕方は損害保険募集人一般試験 商品単位の勉強法を参照してください。
まとめて受験する場合の受験料
| 1単位 | 2,700円 |
|---|---|
| 2単位 | 5,100円 |
| 3単位 | 5,600円 |
| 4単位 | 6,100円 |
受験料は1回の申込で受ける単位数で決まり、単位数が増えるほど1単位あたりの金額は下がります。基礎単位と商品単位を同じ申込でまとめて受けることもできますが、基礎単位に合格していないと募集ができないため、まず基礎単位を確実に合格できる状態にしてから、商品単位を組み合わせるのが安全です。受験料は変わることがあるので、申込時に公式サイトで最新の金額を確認してください。
出典: 日本損害保険協会 損保代理店試験サイト(損害保険募集人一般試験)(2026年9月30日確認)。
商品単位の問題演習
商品単位の過去問形式の問題演習は、損保一般商品単位の問題演習で行えます。自動車保険単位・火災保険単位・傷害疾病保険単位ごとに章が分かれています。