第1章 自動車保険単位 の問題一覧
掲載内容は令和8年(2026年)4月1日時点の法令に基づいています。
この章の要点
自動車保険単位は、自賠責保険と任意の自動車保険(賠償責任保険・傷害保険・車両保険)の仕組みから、ナンバープレートによる用途車種区分、引受け手順と募集実務、損害賠償の基礎知識、事故発生後の代理店の対応までを扱う単位です。まず、交通事故の加害者が負う責任と、民法・自賠法に基づく損害賠償の基礎(運行供用者責任、過失相殺、相続、示談、時効)を押さえ、次に自賠責保険の仕組み・支払い・事務手続きへ進みます。そのうえで、対人・対物賠償保険、人身傷害補償保険、搭乗者傷害保険、自損事故保険、車両保険の補償範囲と免責事由、約款の構成や基本条項、ノンフリート等級別料率制度を整理します。最後に、用途車種区分の判定や運転者年齢条件などの引受け手順、重要事項説明などの募集実務、事故報告から保険金請求までの流れと代理店の役割を確認します。問題数は自動車保険の事故対応に関する出題が最も多くなっています。
頻出論点
- 損害賠償の基礎知識 — 民法の過失責任主義、複数の加害者の連帯責任、賠償すべき損害の範囲(積極的・消極的財産的損害と慰謝料)、過失相殺、法定相続人と法定相続分、示談の効力、損害賠償請求権の時効(損害および加害者を知った時から3年、生命・身体を害する場合は5年)が問われます。
- 自動車保険の事故対応 — 保険事故発生時は直ちに事故報告すること、保険会社の了解を得ずに示談しないこと、車両保険事故では修理前に保険会社の承認を得ること、損害の拡大防止に努める義務、保険金請求手続きで代理店が保険契約者等を援助・支援する姿勢が問われます。
- 自動車保険(各保険の補償範囲と免責) — 対人賠償保険で記名被保険者自身のケガが対象外となること、自賠責保険等の契約がない場合は超過額のみが支払われること、対物賠償保険の被害者への直接払、人身傷害補償保険の地震・噴火・津波免責、搭乗者傷害保険の被保険者の範囲、車両保険のタイヤのみの損害、用途車種・登録番号変更時の通知義務、保険金請求権の時効(3年)が問われます。
- 自動車の用途車種区分 — ナンバープレートの塗色(白地に緑字・緑地に白字・黄地に黒字・黒地に黄字)と分類番号から、自家用・営業用と普通・小型・軽四輪の貨物車・乗用車のいずれに該当するかを判定します。
- 引受け手順 — 車検証やナンバープレートによる用途車種区分の判定、型式ごとの料率クラスの確認(自家用軽四輪乗用車には料率クラスがない)、記名被保険者は主に使用する方などで設定すること、運転免許証の色や使用目的の確認、運転者年齢条件の意味が問われます。
問題一覧